読書
待ちに待った新刊が出た。
原尞の私立探偵 沢崎シリーズ 14年ぶりの最新作 『それまでの明日』
ハードボイルドの真髄、日本版フィリップ・マーロウ(古典的なハードボイルド)の世界を描き、文体、ストーリーがレイモンド・チャンドラーを感じさせる。
(作者がチャンドラーに心酔しているので当たり前か。)
読みながらその世界に入り込み、スクリーンでその場面を見ている気分になってくる…
本当、本を読む時間は楽しい。
小説、評論、エッセイ等を読んでいる時は現実を忘れて、その物に感情移入して、興奮して、涙して…
ただ酒を飲みながらだとストーリーが分からなくなるので、酒を控えながら読んでいく。(酒も飲みたいけど…)
毎年50冊は最低でも読んでいこうと思って読んだ本を感想と共に手帳に書く。
今月までで10冊。積読本が溜まってきて、バベルの塔の様になってきている。
早く読まないと…
あとは大沢在昌の新宿鮫シリーズの新作を心待ちにしている。