映画・ブルーに生まれついて
白人トランペッター、チェット・ベイカーのドラッグに溺れやがては一線から遠ざかって行き、
それでもどん底から這い上がろうとする苦闘をイーサン・ホークが熱演する。
素晴らしい演技で、チェット・ベイカーのブルー(憂鬱)な気分がよく出ている。
イーサン・ホークの声で哀愁や悲しみを含みながらマイ・ファニーヴァレンタインを歌う、
最後のボーン・トゥ・ビー・ブルー
を歌う姿がなんとも言えず、こんな終わり方になると思っていながら、うるっときてしまいそうな映画だった。
家に帰って、CHET BAKER SINGSを酒を飲みながら聞きたい1日。